7月18日(土)、千葉市文化センター(千葉県・千葉市)で開催された『ベストボディ・ジャパン2026関東大会』のミス・モデルジャパン部門プラチナクラス(60歳~無制限)では、佐藤紀子(さとう・のりこ/65)さんが3位に入賞した。佐藤さんは今大会のモデルジャパンの女性部門では最年長。還暦を迎えてからトレーニングを始めた佐藤さんの継続のコツは、朝晩たった15分ずつの、毎日のトレーニングにあった。

【写真】佐藤紀子さんの「65歳には見えない!」美脚を含む5枚
毎日、朝晩15分ずつの運動でも効果てきめん
佐藤さんは2021年、60歳のときにトレーニングを開始。きっかけは、近所の公園で自治体が実施した健康イベントに参加したことだった。そこで、簡単な骨格診断、家でできるトレーニング方法などを教えてもらい、興味を持った。
「『これくらいならできるかも』と軽い気持ちで始めました。『最初は仕事が終わって疲れているのに、トレーニングするのは面倒くさい』と思っていましたが、身体を動かすことでよく眠れるようになり、お通じも良くなりました」
現在も、月2回のパーソナルトレーニング以外は自宅でトレーニングを継続。毎日、朝晩それぞれ15分で、ヒップリフトとスクワットでお尻、クランチ、レッグレイズ、サイドプランク、ドローインでお腹、キャット&ドッグで背中を伸ばしている。
「部位ごとに日を変えて鍛えることが一般的だと思いますが、私はそれほど負荷を掛けていないので、毎朝・毎晩同じメニューを行っています。朝晩に毎日筋トレをしないと気持ちが悪いというか、落ち着かないんです」
パーソナルトレーニング時には、自宅でできないラットプルダウン、シーテッドロウ、ピラティスマシンを使ったメニューをこなす。また、トレーナーに身体を確認してもらい、自宅でのトレーニングにフィードバックしている。
大会後にはご褒美の食事も。減量時はメリハリが大切
自宅で、そしてトレーナーによる指導でコツコツとトレーニングを続ける佐藤さん。身体づくりの基礎になる食事にも気を配っている。
1日当たりのカロリーを1800キロカロリーに設定。活動レベルがふつうである60代の女性の平均摂取量と概ね同じで、痩せすぎると肌の張りが失われるため、極端な食事制限は避けている。
朝食は五穀米、野菜多めの味噌汁、焼き魚(鮭・鯖)、昼食は五穀米、焼き魚、鶏肉、トマトやブロッコリーなどの副菜、夕食は焼き魚、鶏肉、副菜が主なメニューだ。
「食べないものも意識しているかもしれません。油を使った料理とケーキを避け、大好きだったお酒とパンをやめました。でも、大会後はご褒美にパンの食べ放題に行きますし、外食時はお付き合いでお酒を少量飲むこともあります。無理し過ぎずにメリハリを付けることを大切にしています」
「ステージではコンプレックスも武器になる」
準備を整えて挑んだ今年度、4月の『ベストボディ・ジャパン千葉大会』では2位、6月の『ベストボディ・ジャパン長野大会』ではグランプリに輝いている。そして、自身に試練を与えるつもりで、強豪ひしめく今大会では3位を受賞した。
「正直なところ、今回の結果には満足していません。ただ、落ち込んでいても何も変わりません。見つかった課題を修正し、次の地方大会で結果を残せるように頑張ります」
上昇とはいかず、悔しい思いをすることも多い。それでも出場を続けるのは、悔しさ以上の喜びがあるからだ。
「ステージではコンプレックスも武器になる。低身長や、大嫌いだった八重歯も今はチャームポイントだと思っています。日本大会は、初出場した2022年からずっとトップ10に入っています。だから、今年もトップ10、できれば5位までに入賞することが目標です」
チャーミングな笑顔で舞台に立つ佐藤さんの姿は、同世代の女性の励みになるだろう。
ワンポイント大会用語
モデルジャパン部門(BBJ):スリムな身体やスタイルの良さが評価されるカテゴリー
執筆者:増田洋子
編集・ライター。インタビューが好きで医療、ITなどを中心にさまざまなジャンルで執筆中。現在は週に4日、ジムでのんびり運動をしている。東京都在住。
取材・文:増田洋子 写真:夏目英明
-ベストボディ選手, コンテスト
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