JBBF選手 コンテスト

「ものスゴい…」と観客をざわつかせるほどの筋肉ボディ コンテストで東京No.1に輝いた36歳は3種類サイドレイズで肩をデカくした

7月19日(日)、東京都・かつしかシンフォニーヒルズで開催された『2026年第61回東京ボディビル選手権』。東京で一番のボディビルダーやフィットネス選手を決めるこのコンテストで、ビキニフィットネス35歳以上級にて優勝を果たしたのは粕谷朋美(かすや・ともみ/36)選手だ。

【写真】肩、大腿四頭筋の張り出しがもの凄い!粕谷朋美選手の筋肉ビキニボディ(ステージ写真10枚)

ステージに登場した瞬間から、張り出した肩の丸み、大腿四頭筋のふくらみなどが一際目立ち、会場をざわつかせた粕谷選手。意外にも昨年の同大会では予選落ちし、この一年はリベンジのために3種類のサイドレイズなどを駆使し徹底強化してきた。

体重を落とす幅を下げ減量に成功

昨年の東京選手権を振り返ったとき、真っ先に出てきたのが減量の失敗だ。オフシーズンに体重を増やしすぎてしまい、そこから13キロ落とさなければならなかったという。今年はその反省を軸に準備を進めた。

「去年はオフのときに脂肪をつけすぎてしまったので、まず余計な脂肪を増やしすぎないことを意識しました。『今回増やす体重はここまで』と決めたら、そこを超えてきた時点でクリーンな食事を徹底するよう意識していましたね」

今年の減量幅は7kg。昨年の13kgと比べると大幅に少ない。食事内容は鶏胸肉を中心にしたシンプルなもので、特別な変更などはしていないと話した。

粕谷選手が実践した減量で大切だったのは、食材よりも、体重の上限を決めてそれを超えたらすぐに対処するという「仕組み」だった。

3種類のサイドレイズが丸みを作る

今大会、一際目立つ肩を披露した粕谷選手。

ジム・フルブローンの近藤(一隆)トレーナーの指導のもと、1週間ごとに異なる刺激を加えたメニューを組み、同じ種目をできるだけ繰り返さない工夫が肩の発達を促した。

種目の中で特に効果を感じているのが、主に肩のサイド(張り出して見える部分)を鍛えるサイドレイズを3種類連続で行う方法だ。通常の立って行うダンベルサイドレイズ、ベンチに寄りかかった斜めの角度、そしてさらに角度を変え、それぞれ異なる角度から三角筋中部に刺激を入れる。

「いろんな角度から刺激しているから丸みがつくんだと思います」

この成功体験は、肩の丸みを出したい人にとって今日からすぐに試せる具体的なヒントだ。

次戦は8月8日、9日開催のオールジャパン158cm以下級およびマスターズ35歳以上級。「6位以内を目指したい」と話す粕谷さんが、どこまで上り詰めるか注目したい。

【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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取材・文:FITNESSLOVE編集部 撮影:中原義史

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