2026年8月1日、神戸芸術劇場にて初心者でも参加しやすいボディコンテスト『マッスルゲート神戸大会』が開催された。上志幸(じょうし・ゆき/59)さんは新カテゴリー、ビーチビキニ163cm超級で2位入賞した。

フラダンスを13年続けているという上志さんは、コロナ禍をきっかけに週1回40分のパーソナルトレーニングで筋トレを始めた。
「今は週1~2回のパーソナル、ピラティスは2週間に1回、フラダンスは週1回です。2日に1回は自宅で軽いダンベルとチューブなどを使ってトレーニングしています」
最近は上半身のトレーニングに力を入れているそうだ。
「肩はもう少し立体的に見えるように、外旋が苦手なので外旋させるストレッチから始めます。サイドレイズは2kgのダンベルですが、だんだん手首に力が入って、肩だけに集中するのが難しいです。疲れてフォームが乱れ始めるとトレーナーに止められ、回数を減らして3セットやっています」
「背中は広背筋の広がりが欲しいと思っています。ラットプルダウンは広背筋の上部、ロウイングは下部の収縮を意識しています。自分で力任せにやるよりも常に収縮を意識して、神経を通すようなイメージでやると効果があると思います」
ビーチビキニは今年から始まった新カテゴリー。上志さんは敏感肌で日焼けが難しいが「白い肌でも大丈夫そう」と興味を持ったそうだ。
「いわゆる普通のビキニや、ビーチっぽい派手すぎないアクセサリーを探すのが楽しかったです。周りに出ている人がまだいなくて、聞く人もいないので、ポージングもルールを読みながら鏡を見て、自分で想像しながら一生懸命やりました」
「元々怠け者なので、筋トレだけだとだらだらしてしまいそう」という上志さんは、普段から自分の好きな身体を作って、長く競技を続けたいと思っている。
「大会では毎回課題や弱点が見つかるので、それを少しずつ改善して一歩ずつ成長していきたいと思っています。思うような結果をいただけなかったときの受け止め方も鍛えられます。大会に出続けることはしんどいと思うことも多いけれど、大会に出ることで練習もトレーニングもやらざるを得ないから、少し背伸びして、チャレンジすることが大事だと思います」
上志さんの大会を目標にして一歩ずつ前進する姿勢は、競技者だけでなく、健康や理想の身体を目指す人にとって、前向きなヒントを与えてくれそうだ。
ワンポイント大会用語
・ビーチビキニ
ウーマンズレギンスと同様の基準を土台にしながら、水着姿での全身バランスやアウトラインの美しさを審査。過度な筋量や極端な絞りは求めず、トレーニングによって培われた姿勢や明るい表情、爽やかなステージングも重要な要素。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
取材:あまのともこ 撮影:岡暁
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。










