マッスルゲート選手 コンテスト

「沖縄の海が好き」で移住した25歳看護師がコンテスト優勝 「地元神戸に住む祖父母に金メダルを見せることができました」

2026年8月1日に開催されたマッスルゲート神戸大会に、沖縄から出場した女性がいた。

同大会ビキニフィットネス一般の部優勝に輝いた松浦あすか(まつうら・あすか/25)さんは、沖縄で看護師として働きながら競技を続け、自分自身を成長させるために挑戦を続けている。

【写真】松浦あすかさんの褐色艶肌で魅せるバックポーズ
松浦あすかさん

看護師として働きながら続ける競技生活

松浦さんの地元は今回大会に出場した神戸。だが現在は沖縄本島の病院で看護師として働き、人の健康を支える仕事に携わりながら、自らの身体と向き合い続ける競技生活を送っている。

ボディメイク競技への挑戦を続ける理由について、松浦さんは「自立した生活を続けたい、という理由でずっと出ています」と語る。

誰かに頼るのではなく、自分の力で人生を切り開いていく。その強い意思が、大会出場を継続する原動力になっている。

21歳から始めたコンテスト挑戦

松浦さんが初めて大会に出場したのは、大学時代の看護学部4年生だった21歳の頃。

そこから4年連続でステージに立ち続けてきた。

当初はサマースタイルアワードのビューティーフィットネスモデルに挑戦。その後、ビキニフィットネスへとカテゴリーを変えて、昨年からはマッスルゲートにも出場している。

ステージ慣れしていてオーラがあることを伝えると、「いえいえ、そんなことないです(笑)」と謙遜する松浦さんだが、21歳から継続して競技に向き合ってきた経験は大きな財産となっている。

カテゴリーの変化とともに、身体づくりへの考え方や目標も進化してきた。

苦難を乗り越え、祖父母に届けた金メダル

沖縄で暮らす現在も、地元・神戸の家族や友人の存在は松浦さんにとって大きな支えになっている。

特に今年は帰省中に減量が重なり、祖父母と買い物をしている際に体調を崩して救急搬送され、肋骨を骨折するというアクシデントに見舞われた。

約1カ月間トレーニングができない厳しい状況の中でも諦めずに調整を続け、迎えた神戸大会では念願の優勝を達成。

祖父母に金メダルを見せることができ、「競技を始めてからずっと叶わなかった、ステージで両手を上げることができてうれしかった」と喜びを語った。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

用語解説
ビキニフィットネス:
プロポーションの良さだけでなく、トレーニングにより作り上げられた曲線的な美しい筋肉が評価されるカテゴリー
ビューティーフィットネスモデル:
健康的で魅力的な美しいスタイル・ルックスを重視し、トレーニングを始めたばかりの人でも挑戦しやすく、年齢制限のない女性限定のサマスタカテゴリー

執筆者:久米大郎
都内の出版社で数学書の編集者として勤務。ゴールドジムでトレーニングに励み、ボディビル競技に挑戦中。2024年マッスルゲート埼玉大会ボディビル65kg以下級3位、2025年東京ノービスボディビル選手権大会男子ボディビル55kg以下級2位。競技者としての経験を生かし、筋トレ情報サイト「FITNESS LOVE」で取材・執筆を担当。徳島県徳島市出身、神奈川県大和市在住。

取材・文:久米大郎 写真:岡暁

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