マッスルゲート選手 コンテスト

20年続けた会社員を辞めてトレーナーに転職した45歳 今年ボディコンテスト初挑戦で優勝!「今の自分をもっと更新したい」

2026年10月4日、『マッスルゲート京都大会』が京都パルスプラザで開催され、ビキニフィットネスでは、奥田悠子(おくだ・ゆうこ/45)さんが優勝した。奥田さんは「若くいたいというよりは今の自分をもっと更新したい」という気持ちで日々トレーニングを継続している。

【写真】奥田悠子さんのくびれ際立つメリハリボディ(ステージショット5枚)

奥田悠子さん

40歳から筋トレ開始

奥田さんは、通っていたヨガのスタジオがコロナ禍で閉鎖され、「1人でできることはないかな」と筋トレを始めることにした。やり方が分からないので週1回、パーソナルトレーニングに通ったそうだ。

「ヨガをしていたので身体は動くのですが、筋肉がなく、重いものを持つことができなくて、一番軽い重量から始めました。ヨガは1時間集中しないといけませんが、筋トレは1レップ1レップ集中するだけなので、会社員で多忙だった生活には合っていると思いました」

筋トレは、日々の生活の中に組み込めることが楽しかった。しばらくすると近所に24時間ジムができて、週1回のパーソナルから回数を増やして通うようになった。

「24時間ジムのトレーナーさんのパーソナルを受ける中で、いろいろな大会があると知りました。キラキラしたことに興味はあまりないけれど、自分の身体が変わって、大会に向けて頑張るということには興味がありました。コツコツ筋トレを続けて、『大会に出てみようかな』と思ったのは筋トレ開始から4年後の今年でした」

今年2月にコンテスト挑戦

奥田さんは今年2月、マッスルゲート大阪高槻大会のウーマンズレギンスフィットネスで優勝し、今回ビキニフィットネスに挑戦することにした。筋トレは週5回、90分。肩2回、お尻、脚、背中の5分割で、肩は前と後ろに分け、パーソナルトレーニングには週1回通っている。

「レギンスで出場した後から、肩が弱いと感じ、ケーブルサイドレイズ、フロントレイズ、ショルダープレス、後ろもリアレイズを肩の3つの部位に効かせるよう取り組んできました。今回筋線維がはっきり見えたので、強化できたと思います。ビキニで出ると決めてからは脚もメニューに入れ、レッグプレス、レッグエクステンションで大腿直筋の上部を意識しました」

減量では、食事のPFCバランスはもちろん、コンディショニング、しっかり寝ること、疲労を取ることに気をつけた。睡眠不足になると減量が進みにくいという体感があったからだ。

人間にしかできない仕事をしたい

奥田さんは20年続けてきた会社員を辞め、今年7月、パーソナルトレーナーに転職した。

「金融系でやりがいのある仕事をしていたのですが、AIが出てきたので人間にしかできないことを考えました。トレーナーとお話する中で、いいタイミングで機会をいただき、転職しました」

今は身体の仕組みをより深く理解し、分かりやすく伝えられるように、筋肉の働きやトレーニング理論について本で学んだり、理学療法士の講座を受講して姿勢や身体の使い方について学んだりしているそうだ。

「学んだことを自分自身の身体づくりだけでなく、トレーナーとしての仕事にも生かしていきたいと思っています。私は器用ではないですが、才能とか特別なことと言うよりは日々のやることで、自分が納得する身体に変えていくことができました。好きなことを仕事にできて、大会でも結果につながったので、コツコツやってきてよかったと思いました」

「今の自分をもっと更新したい」という奥田さんの言葉は、身体づくりに限らず、仕事や日々の暮らしにも通じるものがある。目の前の課題に向き合い、学び、できることを一つずつ積み重ねて自分自身を更新し続ける姿勢は、奥田さんから学べることの一つだろう。

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

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取材:あまのともこ 撮影:岡暁

執筆者:あまのともこ
主に『FITNESS LOVE』で執筆中。2021年~2025年JBBF登録選手。JBBF京都府オープン大会ビキニフィットネス(身長別)3位。マッスルゲート四国大会ビキニフィットネス2位。

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