3D測定サービス「SCANBEbase」で、本誌連載でもおなじみのサイヤマングレートとトップボディビルダーの渡部史也が7月と9月の肉体変化を比較検証。わずか3秒のスキャンで出力される高精細3D映像と29項目の数値から、2ヵ月間の減量の成果や骨格、筋肉の質感、左右差、体積データの新たな発見などなど、「毎日一緒にトレーニングしている」二人らしい掛け合いで語り尽くす。
取材・文:藤村幸代 撮影:宮下祐介 Web構成:中村聡美

━━7月の初回計測から約2カ月ぶりの測定、お疲れ様でした。
サイヤマングレート(以下、サイヤ) お疲れ様でした!でも、あっという間なので疲れる間もなかったか(笑)。
━━計測の所要時間は10分ほど、スキャン自体はわずか3秒ですからね(笑)。LINEで3Dデータと29項目の数値を受け取った直後の率直な感想はいかがですか?
サイヤ まずはスピード感ですよね。スキャナーに入ったらすぐ終わるし、画面を開いてLINE連携した瞬間に自分の3D映像や7月との比較データがパッと出てくるのが気持ちいい。
渡部 僕は前回から減量を進めて、この2カ月で5〜6㎏ほど体重が落ちたタイミングなので、どれくらいアウトラインが変わっているかなと、ちょっと楽しみにしていたんです。自分で部位ごとにメジャー当てて測るのって結構面倒くさいですし、力加減で誤差も出やすいじゃないですか。だから、こうやって映像と数値で比較できるのはやっぱり便利ですね。
サイヤ 渡部くんでビックリしたのは、7月と9月の立ち姿勢がほぼ完ぺきに同じ点なんですよ!これなら、より正確に違いが測れますよね。
渡部 日頃のポージング練習の成果ですかね(笑)。この3D映像って360度回転するから、どの角度からも見られるじゃないですか。サイヤさんの横向きを見せてもらったら、やっぱり胸の厚みがすごくて。自分は胸が弱点だと改めて思いました。
サイヤ いやいや、俺は全部が弱点だから(苦笑)。
━━実はワコールの『SCANBE base』担当者さんが「サイヤさんの腹筋のカットの見え方がすごすぎる。高精細な3D解像度があっても、あんなに溝までくっきり浮き出る人はなかなかいない」と。
サイヤ ホントですか⁉ワコールのプロの方にそう言ってもらえるのはうれしいですね!たしかに、映像を拡大したらお腹の凹凸やラインまで細かく出ますよね。
━━担当者の方々が、お二人の3D映像を見てざわついていました。
サイヤ 俺たち、『SCANBEbase』の3D解像度を生かし切った肉体なのか(笑)。
渡部 サイヤさんの腹筋の映り込み、本当にエグいですから。僕の画面も7月と比べると、真横から見たときのウエスト周りがスッキリしていて、胸からウエストにかけてのラインや背中・肩の影の入り方がくっきりボコボコしてきているんで、順調に絞れているのが目に見えて面白いです。
━━全身8カ所の体積データなど、トレーニーにとって興味深い数値も出ていますが、こちらはいかがでしたか?
サイヤ 実は体積のリットル表示って、最初はピンとこなかったんですよ。
━━一般的なペットボトル飲料1本分が0.5リットルなので、ペットボトルをイメージすると実感できそうですよね。
サイヤ そうそう、それを聞いたら、部位ごとのボリューム感がつかめるかなと。渡部くんの脚の体積を見たら4.3リットルもあって、僕の3.3〜3.4リットルと比べても「脚にどんだけ水詰まってんだよ!」って(笑)。
渡部 ははは!でも、㎝単位の太さだけじゃなくて、部位全体の体積として自分の身体を捉えるのは、たしかに新しい感覚ですよね。
サイヤ 新しいと言えば、「腕を下ろして伸ばし切った状態で計測するのもすごく新鮮で。僕らトレーニーって普段は肘を曲げてパンプさせて腕囲を測るじゃないですか。でも『SCANBEbase』は脱力して腕を伸ばし切った自然体の状態で測るから、ごまかしが効かないというか。その状態で40㎝超える人なんて普通いないのに、渡部くんは左右とも40㎝オーバー。それ、おかしいだろ!
渡部 たしかに、伸ばし切りで40㎝オーバーはちょっとホッとしました(笑)。左右差もほとんどなかったですし。
サイヤ 僕は脚の左右差が数値でバシッと出ました。昔から感覚的に「左脚の方が太いな」と思っていたんですけど、今回の計測では左が60・4㎝、右が58・8㎝って出たんです。自分の体感していた左右バランスの違いが、まさにデータとして証明されてしまった。
渡部 自分の感覚と実数値の答え合わせができるのは、『SCANBEbase』の大きな強みですよね。
━━客観的な数値や3D映像を基に、トレーニングメニューを変えたりもするのでしょうか。
サイヤ これを見て「よし、明日から腕の種目を増やそう」みたいにメニューをブレさせることはないですね。渡部くんも言っているように、僕らにとっては自分たちが感覚と経験で積み重ねてきたトレーニングや減量が本当に正しかったのかを検証するための答え合わせのツールとして、活用できるんじゃないかと思います。
渡部 特にコンテストに出るアスリートにとっては、最終的にステージ上でどう見えるかが全てではあるので。でも、数値を紙に書いてもすぐ見失って、あとは記憶の中にしか存在しなくなっちゃうけど、LINEに時系列でデータが残っていくと、「筋肉の思い出」という感じでストックしていける。その価値は高いと感じます。

━━この『SCANBEbase』は、どんな人におすすめしたいですか?
サイヤ まずはやっぱり、これからダイエットを頑張る初心者の方ですね。痩せたり引き締まったりしていく変化がデータや画面ですぐ確認できたら、絶対モチベーションが上がりますから。自分が変わっていく実感を得るには最高のツールだと思います。

渡部 僕たちのような競技者の視点で言えば、増量末期と減量末期みたいに、年に3〜4回ほどの節目のタイミングで定期計測するのがいいですよね。毎年同じ時期にデータを残していけば、10年スパンで見たときに自分の身体がどう進化してきたかという成長記録になるので。
サイヤ あと、大会の会場にこれが設置されたらめちゃくちゃ面白いよね!大会直後のバチバチに仕上がった状態で、ファイナリスト全員がポージングした姿で3Dスキャンする「マッスルモード」があったら激熱ですよ。ワコールさん、ぜひ開発してください!
渡部 あと、サイヤさんの浮き出た血管も映像化できたら最高ですね(笑)。僕自身は3D映像の比較で、ここまで順調に減量できているのが分かったので、次戦に向けてさらに仕上がりを突き詰めて、また計測してみたいと思います。
サイヤマングレート×渡部史也の「リアルデータ」を特別公開!
あなたもスキャンして、トップトレーニーとの差に挑もう
筋トレの「答え合わせ」として活用したい──サイヤマングレート
7月と9月のデータを比較して、ウエストは72cmと明らかに引き締まり、太もも(左60.4cm・右58.8cm)も以前からの「左脚の方が太い」という左右差を保ったままサイズが残っていることが確認できました。一方で、腕を下ろして伸ばし切った状態の上腕採寸では37.8cmと出たため、「曲げてパンプさせれば43cm近くあるのに、脱力した状態だとここまで厳しく出るのか」という驚きがありました。ですが、ワコール担当者の方から「解像度が高くてもここまでお腹の溝やカットがくっきり浮き出る人は珍しい」と褒めていただいた通り、3D映像で自分の腹筋の凹凸がリアルに再現されたのはうれしかったです。自分自身でメジャーを当てる曖昧さとは違い、腕を下ろした無防備な状態だからこそ誤魔化しが効かない面白さがあります。データを見て一喜一憂しトレーニングメニューを変えるのではなく、自分たちの感性で行ってきた減量が正しかったかを確かめる「答え合わせ」として、これからも活用していきたいと思います。
「筋肉の思い出ノート」として価値が高い──渡部史也
7月からの2カ月間で約5〜6kgの減量を経ての計測でしたが、ウエストが75.2cmまで絞られ、胸(108.9cm)からウエストにかけてのアウトラインや、背中・肩・腕のカットの影が、ボコボコと深くくっきりしてきているのが3D映像で目に見えて分かり、減量の順調さを実感しました。特に今回は7月と9月で計測時の立ち姿勢がほぼ完璧に一致していたため、立ち位置のブレなく純粋な絞り具合の進化をクリアに比較できたのが面白かったです。自分で部位ごとにメジャーを当てる面倒くささがなく、脱力して腕を伸ばし切った状態でも上腕40cmオーバー(40.4cm/40.7cm)、太もも周囲66cm・体積4.3Lという数値が客観的に示されたことも大きな手応えになりました。数値や3D映像に支配されることなく、大会に向けたコンディションの順調さを確かめるツールとして、またLINEに時系列で残っていく「筋肉の思い出ノート」としても価値が高いと感じています。
サイヤマングレートさんの結果

渡部史也さんの結果

SCANBE base「スキャンビーベース」とは
株式会社ワコールが2026年7月1日から展開している、スポーツジムやヘルスケア施設向けの3D計測サービス。
リアルな3D映像
全身を360°から可視化。筋肉の凹凸や陰影、ボディラインまでリアルに確認できる。
詳細なボディデータ
全身21カ所の採寸データ+8部位の体積データを数値化。身体の変化のトレンドやパーツ別の傾向を把握することで、感覚に頼らない身体分析を実現する。
スピーディー
3Dボディスキャンはわずか3秒。非接触・セルフ計測だから、いつものルーティンに無理なく組み込める。
信頼性
ワコール人間科学研究開発センターが60年以上にわたり蓄積してきた、人体計測の知見を基に開発。トップアスリートの計測や、研究機関への導入実績も。
どこで体験できる?
【測定方法】トレーニングウェアなど密着した服を着たまま、セルフで測定(所要時間:約10分)
【料金・決済】1回2,000円(税込)※キャッシュレス決済のみ
【結果の確認】スマートフォン(LINE連携)ですぐに確認可能
【設置場所】ゴールドジム銀座東京店/ゴールドジム東中野東京店/ゴールドジム大阪中之島店
※ジム会員でなくても、ジムの利用がなくてもSCANBEbaseの利用は可能。
今なら、お得なキャンペーン開催中
2回目無料キャンペーン
初回計測後に、(LINEにて)2回目以降の計測で利用できる、計測無料クーポンが発行される。
※クーポンの発行には、初回計測から2週間前後かかる場合あり
※本キャンペーンは、予告なく内容変更・終了する場合あり
さいやまんぐれーと
1984年1月11日生まれ、長野県出身。チャンネル登録者数50万人超を誇る人気筋肉YouTuber。ジムの経営を行う傍ら、トップレベルのボディビル競技者としても活躍。近年の精力的なトレーニング実践を経て、2026年東日本ボディビル選手権70kg以下級優勝を果たした。
わたなべ・ふみや
2001年8月8日生まれ、愛媛県出身。身長167cm。2024年日本ジュニアボディビル選手権オーバーオール優勝、西日本選手権優勝。2025年日本男子ボディビル選手権5位。工場勤務を経て上京し、現在はYouTubeやスポンサー契約を中心に活動する若手トップボディビルダー。
【お問い合わせ先】
ワコールお客さまセンター
https://www.wacoal.jp/support/
















