スクワットやデッドリフトで重量が上がってくると、脚や背中の筋力だけではなく「体幹をどれだけ安定させられるか」が気になってくる。
バーベルを担いだ瞬間に身体がグラつく。しゃがんでいく途中で腹部の力が抜けてしまう。重量が重くなるほど、フォームを維持するのが難しい――。
そんなときに使われるトレーニングギアの一つがウエイトトレーニングベルトだ。
今回紹介するのは、adidas(アディダス)の「ウエイトトレーニングベルト ベーシックモデル」。5mm厚の軽量なベルトに、ベルクロと金属製のテンションバックルを組み合わせたシンプルなモデルだ。
トレーニングベルトは「腰を守ってくれる魔法の道具」ではない
トレーニングベルトというと、「腰を守るためにつけるもの」というイメージを持っている人も多いかもしれない。
しかし、ベルトを巻くだけでフォームの乱れやケガを防げるわけではない。
重要なのは、ベルトを利用しながら腹部全体に力を入れ、体幹を安定させることだ。
スクワットやデッドリフトなどでは、動作中に体幹が崩れないように腹部を固める必要がある。
ベルトを巻くことで腹部を押し広げる対象ができ、「ここにお腹を押し当てる」という感覚をつかみやすくなる人もいる。
ベルトに頼って持ち上げるのではなく、自分でつくった腹圧をサポートするギアとして考えたい。
ベルクロ式だから締め具合を細かく変えやすい
このadidasのトレーニングベルトで特徴的なのが、ベルクロによる固定方式。
一般的な革製のトレーニングベルトには、穴にピンを通して固定するタイプも多い。
一方、このモデルではベルクロを使うため、自分の身体やその日のトレーニングに合わせて締め具合を調整しやすい。
さらに、セルフロック式の金属製テンションバックルを採用。ベルトを締めた状態で身体にフィットさせられる構造になっている。
ウォーミングアップでは少し緩めに。高重量のセットではしっかり締める。セットが終わったらすぐ緩める。
こうした使い分けがしやすいのは、ベルクロタイプならではのメリットだ。
厚さ5mm。ゴツすぎないベーシックモデル
パワーリフティングなどで使われる本格的なレザーベルトには、かなり厚く硬いものもある。
しかし、初めてトレーニングベルトを使う人にとっては、その硬さや重量感が扱いにくく感じることもある。
adidasのベーシックモデルは厚さ5mm。
大きすぎるパワーベルトではなく、日常的なジムトレーニングに取り入れやすい仕様だ。
スクワットやデッドリフトで使いやすい
トレーニングベルトの代表的な使用場面は、
- スクワット
- デッドリフト
- ベントオーバーロウ
- オーバーヘッドプレス
など、体幹を強く安定させながら重量を扱う種目だ。
例えばスクワットなら、バーを担いでから腹部を膨らませるように力を入れ、その状態を保ちながらしゃがむ。
デッドリフトなら、床からバーベルを引き上げる前に体幹を固める。
そこでベルトを「お腹を押し付ける壁」として利用する。
ただし、最初から強く締めすぎる必要はない。
呼吸が極端に苦しくなるほど締めたり、単純にベルトだけに身体を預けたりするのではなく、まずは自分で腹部を固める感覚を身につけたい。
「重量が伸びてきた」タイミングで持っておきたい
筋トレを始めた直後なら、まずは軽い重量で正しいフォームを身につけることが大切だ。
しかし、「スクワットの重量が上がってきた」「デッドリフトでもっと体幹を安定させたい」「そろそろトレーニングベルトを使ってみたい」という段階になれば、ギアを取り入れる選択肢も出てくる。
adidasのベーシックモデルは、5mm厚の軽量設計、ベルクロによる調整、金属製テンションバックルという比較的シンプルな構成。
重厚なレザーベルトまでは必要ないけれど、ウエイトトレーニング用のベルトを一つ持っておきたい――。
そんなトレーニーが最初に検討しやすいモデルだろう。
トレーニングの重量を伸ばしたいなら、脚や背中だけでなく、バーベルを支える「体幹」にも目を向けてみてはいかがだろうか。
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- 商品名: adidas ウエイトトレーニングベルト ベーシックモデル
- カラー:ブラック/ピンクロゴ
- サイズ:ウエスト回り72~85cm/腰部ベルト幅10.5cm
- 素材: ステンレススチール、ポリエステル、ポリエチレン、シリコン
- 仕様: ベルクロ固定、セルフロック式金属製テンションバックル
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