サマスタ選手 コンテスト

年間200日以上の出張でも鍛え続ける58歳・女性経営者 「喜寿でピンヒールが目標!」ホテルでも続ける筋トレ習慣

東京都・三鷹市公会堂で開催された『サマースタイルアワード×マッスルゲートMASTERS CUP 2026』。ドレス部門50歳以上クラスで3位に輝いたのが、大嶋博子(おおしま・ひろこ / 58)さんだ。研修会社を経営し、年間200日以上を地方で過ごす多忙な生活のなか、工夫を重ねながら身体を磨いている。パーソナルトレーニングを始めて3年。目標は、喜寿(77歳)を迎えてもピンヒールを履き、人前に立つことだ。

【写真】大嶋博子さんの隙間時間の筋トレで作り上げた背中

「若い頃はバレーボールを全国レベルでやっていましたが、30代以降は運動量が減り、半月板を二度痛めて筋力も落ちてしまいました。そこで将来も元気にピンヒールを履いて人前に立つために、筋肉をつけようと思ったんです。最初は大会を意識していませんでしたが、トレーナーから “やるなら目標をもったほうがいい” と勧められて出場するようになりました」

出張先でもできる筋トレ術

仕事柄、決まった時間や場所でトレーニングを続けることは難しい。それでも「できない」で終わらせず、その日の環境に合わせてできることを積み重ねてきた。

「忙しい時期は徹夜をしても追いつかないほどなので、トレーニング時間を調整することはあります。でも出張にはフォームローラーやダンベルを車に積んで、ホテルで身体を動かしていますね。時間があれば出張先のジムに行きますし、それも難しければゴムチューブを使ってベッドの上でもトレーニングをしています」

鍛える目的はコンテストだけではない。人前に立って研修を行う仕事だからこそ、元気な姿でいることも大切にしている。

「筋力があったほうが体力・気力もつきますし、研修には元気さも必要です。生徒さんからも“先生、元気ですね” と言ってもらえます。自分が元気な姿を見せることも、生徒さんたちに伝えられることの一つだと思っています」

年齢を言い訳にしない身体へ

「ドレス部門では、肩の丸みや広背筋を意識して鍛えています。ただ、重量を担ぐことだけがトレーニングではありません。チューブを使ったり、部屋でブルガリアンスクワットをしたり。腹筋は寝転がったままでも鍛えられます。小さなことでも毎日少しずつ続ければ、身体は変わっていくと思うんです」

表情筋トレーナーの資格も持つ大嶋さん。身体だけでなく、年齢を重ねても自分を好きでいられる姿を追い求めている。

「年齢なりにシワができるのは自然なことですが、年齢を言い訳にせず、かっこいい姿でい続けたいです。トレーニングも最初は身体がついてこないことがあると思います。でも続けていると、それがつながって成長を感じられる瞬間がくる。大人になっても、もがきながら成長する感覚を味わえることが筋トレの魅力だと思います」

喜寿でピンヒールを履くという未来を見据え、58歳の今も小さな積み重ねを続ける大嶋さん。年齢や忙しさを理由にせず、自分らしく輝き続けるための挑戦はこれからも続いていく。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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取材:池田光咲 撮影:高坂裕希

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